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随時報告(平成26年) | 国会及び内閣に対する報告(随時報告) | 検査結果 | 会計検査院 Board of Audit of Japan

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(1)

復興木材安定供給等対策の実施状況等についての報告書(要

旨)

平成26年10月

(2)

1 検査の背景

(1) 復興木材安定供給等対策等の概要

林野庁は、平成23年11月21日に成立した23年度第3次補正予算により、27年度までの

集中復興期間に、東日本大震災の被災地域だけでは賄いきれない復興に必要な木材を

安定供給する体制を構築することを政策目標とした復興木材安定供給等対策(以下、

復興対策等のために造成する基金を「復興対策基金」、同基金により道府県が行う事

業を「復興対策基金事業」という。)を実施することとし、東京都、神奈川県を除く

45道府県に対して新たに計1399億4550万円の国庫補助金を交付した。また、当該国庫

補助金の交付を受けた45道府県は、森林整備加速化・林業再生基金に、新たに復興対

策基金としての区分を設けて基金の造成等を行うとともに、23年度から26年度までの

期間において、復興対策基金を取り崩して、市町村、森林組合等の事業主体が実施す

る事業に対して補助金を交付している。

林野庁は、23年11月に「森林整備加速化・林業再生事業費補助金実施要綱」等(以

下「実施要綱等」という。)を一部改正し、復興対策基金事業で実施する事業種目に

ついては、従来の基金による14事業種目のうち、木材流通の川上(原木の生産)から

川下(木材製品の加工・消費)に至るまでの各段階で必要と見込まれる、①「地域協

議会の運営等」、②「間伐等」、③「林内路網整備」、④「森林境界の明確化」、⑤

「高性能林業機械等の導入」、⑥「木材加工流通施設等整備」、⑦「木質バイオマス

利用施設等整備」、及び⑧「流通経費支援」の8事業種目に限定している。そして、②

「間伐等」については、主に原木を利用する目的で伐採し、搬出する間伐(以下「搬

出間伐」という。)により原木の増産を図るものである。

また、一般的な木材の流通概念については、図のとおりとなっており、素材生産事

業体から木材加工事業体等への原木の流通は、市売りと直接的取引に大別される。

図 一般的な木材の流通概念

素材生産 事業体 (森林組合

等)

原木市場

木材加工 事業体等 (製材所等) 森林所有者

市売り

j直接的取引

製品市場

木材販売

業者等 工務店等大工・ 直接的取引

i 市売り

(3)

林野庁は、復興対策基金事業の実施に当たり、直接的取引を推進することで安定的

な取引を目指すためなどとして、「森林整備加速化・林業再生事業の運用改善につい

て」を発出し、地域協議会の下に、主に森林組合等の素材生産事業体で構成する部会

組織(以下「供給部会」という。)を設置するとともに、供給部会は24年度から26年

度までの間を対象として、原木供給計画量や締結しようとする取引協定、被災地の復

興に貢献するための方策等を記載した原木安定供給プランを作成することとした。

そして、供給部会は、24年12月末までに原木安定供給プランを作成し道府県に提出

することとされており、提出を受けた道府県は、妥当と判断できる場合はこれを承認

し速やかに林野庁に報告することとされている。

(2) 復興対策基金事業の政策目標とその考え方

林野庁は、復興対策基金事業により、林内路網整備や木材加工流通施設等整備等が

行われることで、復興に必要な木材を全国規模で安定供給する体制が構築でき、木材

の増産が図られるとしている。また、被災地域で賄いきれないと見込まれる木材量に

ついては、復興対策基金事業等により全国規模で安定供給を図る必要があるとし、24

年度から26年度までの間に、公共事業として実施する森林整備事業に加えて復興対策

基金事業を実施することにより、毎年74万㎥の木材の生産能力向上を図るとして、行

政事業レビューシートにおいて3年間における復興に必要な木材の生産能力向上の目標

値を計222万㎥と設定している。そして、木材の生産能力向上について、増産された木

材によって全国の木材需要を満たすことにより、いわば「玉突き」的に被災地の木材

需要が満たされる(以下、このような供給を「間接的供給」という。)ことになると

している。

(3) 復興対策基金事業の使途厳格化

国会等において、復興関連予算の使途に関して、被災地の復旧・復興に直接資する

ものを基本とするという考え方に基づき、被災地との関連が明確でないものについて、

使途を厳格化すべきではないかなどの議論がなされたことなどを踏まえ、25年7月に、

復興、財務両大臣から各基金の所管大臣に対して、「復興関連予算で造成された全国

向け事業に係る基金への対応について」が通知された。これを受けて農林水産大臣が

45道府県知事に通知した「復興関連予算で造成された全国向け事業に係る基金への対

応について」によれば、「今後の対応方針」として、復興対策基金事業については

(4)

執行済みと認められるものを除いた残額について速やかな返還を要請する」などとさ

れている。

林野庁は、上記の農林水産大臣の通知を踏まえ、25年7月に、45道府県知事に対して

「森林整備加速化・林業再生事業の使途厳格化について」(以下「使途厳格化通知」

という。)を通知した。使途厳格化通知によれば、①被災地は「東日本大震災に対処

するための特別の財政援助及び助成に関する法律」第2条第2項に規定する特定被災地

方公共団体の区域とすること、②復興対策基金事業は、被災地における取組及び被災

地以外において直接被災地に木材を供給する取組に限定して実施すること、及び③復

興対策基金事業のうち「既に交付決定済みのもの、契約済みのもの又は事業の実施に

ついて地方議会の議決がなされているもの」は「執行済みと認められるもの」と取り

扱うことなどとされ、地方議会の議決がなされていない26年度事業に係る予算から使

途厳格化が図られている。

2 検査の観点、着眼点、対象及び方法

(1) 検査の観点及び着眼点

林野庁においては、今後も引き続き東日本大震災からの復旧・復興のための事業を

実施していくとしていることから、これまでに多額の国費を原資として実施されてき

た復興対策基金事業の内容、成果、課題等を分析及び検証することは、今後実施する

復興のための事業の計画及び実施に当たり重要であると考えられる。

そこで、会計検査院は、上記の検証を進めるべく、合規性、経済性、効率性、有効

性等の観点から、これまでに実施された復興対策基金の執行状況等を確認するととも

に、復興対策基金事業が実施要綱等に基づき適切に実施されているか、被災地の現状

を踏まえた、復旧・復興のために効率的かつ効果的なものとなっているかなどに着眼

して検査した。

(2) 検査の対象及び方法

会計検査院は、林野庁から23年度に45道府県に交付された復興対策基金に係る計13

99億4550万円の執行状況等について、林野庁において関係資料を徴するなどにより検

査した。また、復興対策基金事業により、22道県並びに管内の260市町村(財産区を(注1)

含む。)及び847法人等の1,107団体が23年度から25年度までの間に実施した間伐等8事

(5)

を対象として、22道県において、事業計画書、事業実施状況報告書、原木安定供給プ

ラン等により会計実地検査を行った。

上記のほか、木材の流通状況等について、協力が得られた範囲内で原木市場及び製

品市場202か所から調書の提出を受けるとともに、このうち119か所に赴くなどして調

査を行った。

(注1) 22道県 北海道、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、新潟、山梨、長野、

三重、奈良、和歌山、岡山、広島、山口、愛媛、高知、福岡、長崎、 大分、宮崎、沖縄各県

3 検査の状況

(1) 復興対策基金の造成及び国庫返還等の状況

国庫補助金計1399億4550万円に基づき造成された復興対策基金については、表1のと

おり、被災地である青森、岩手、宮城、福島、茨城、栃木、千葉、新潟、長野各県

(以下、これらを合わせて「被災地」という。)の造成額は計251億9000万円(基金造

成額全体の18.0%)、このうち、特に甚大な被害を受けた岩手、宮城、福島各県(以

下、これらを合わせて「東北3県」という。)の造成額は計99億5000万円(同7.1%)

となっていた。

表1 45道府県における復興対策基金の造成額及び使用額の状況(平成25年度末時点)

(単位:千円)

(注) 基金使用額等は端数処理を行っているため、各項目を集計しても計欄の数値と一致しないものがあ

る。

また、25年7月の使途厳格化通知により、復興対策基金事業については、26年度から

は直接被災地に木材を供給する取組等に限定されたことなどから、45道府県のうち被

災地を除く36道府県において、26年度の事業予定額から直接被災地に木材を供給する

取組に係るものを除く額を国庫返還額とするなどしており、一部の道府県は、返還に 基金造成額

に対する割合

① ② ②/①×100 ③ ④=(①-②+③)

139,945,500 61,207,931 43.7% 392,130 79,129,699

25,190,000 10,447,421 41.4% 32,641 14,775,219

9,950,000 3,674,986 36.9% 13,775 6,288,788

18.0% 17.1%

7.1% 6.0%

基金の 執行残額

うち被災地(B)      区分

  道府県

基金造成額 (国庫補助金

交付額)

基金使用額 (平成25年度ま

での取崩額)

運用益 (基金を原資と する運用益)

45道府県計(A)

うち東北3県(C)

(B)/(A)

(6)

際してそれまでに発生した運用益も含めて返還している。表2のとおり、復興対策基金

の国庫返還額は、36道府県において計394億3218万余円となっており、返還に伴い、4

5道府県における復興対策基金の25年度末残高は、計396億9751万余円となっている。

この基金残高については、前記の実施要綱等によれば、26年度末の復興対策基金事業

が終了した後、国庫に返還されることとされている。

表2 復興対策基金の国庫返還の状況

(注) 平成25年度末基金残高は、国庫補助金交付額に表2の運用益を加えたものから返還額及び表1の基金

使用額を差し引いた基金残額である。

(2) 復興対策基金事業による各事業種目の実施状況

会計実地検査の対象とした22道県において、25年度までの復興対策基金事業で実施

した8事業種目等に係る事業費は、前記のとおり、計549億5632万余円となっており、

これに係る国庫補助金相当額は計332億8957万余円となっている。事業種目別の支出額

等をみると、表3のとおりとなっており、木材流通の川上(原木の生産)の対策として

実施した②「間伐等」、③「林内路網整備」、④「森林境界の明確化」及び⑤「高性

能林業機械等の導入」の4事業種目は計198億3996万余円(全体比59.6%)となってお

り、間伐等により実際に増産された原木は973,563㎥となっている。一方、木材流通の

川下(木材製品の加工・消費)の対策として実施した⑥「木材加工流通施設等整備」、

⑦「木質バイオマス利用施設等整備」及び⑧「流通経費支援」の3事業種目は127億27

52万余円(同38.2%)となっている。

(単位:千円)

補助金残額 運用益

①=②+③ ② ③

139,945,500 39,432,186 39,243,469 188,717 39,697,512 国庫返還額(36道府県)

(参考) 平成25年度末

基金残高 返還額 返還額の内訳

国庫補助金交付額 (45道府県)

(7)

表3 22道県における平成25年度までの各事業種目の支出額等

注(1) 「指導等事業」とは、道府県による事業主体に対する指導等に要する経費。

注(2) 各事業種目の数値は端数処理を行っているため、各項目を集計しても計欄の数値と一致しないも

のがある。

また、使途厳格化通知に基づく対応が講じられることになる以前の25年度までの復

興対策基金事業の各事業種目の実施状況においては、「地域協議会の運営等」におい

て木材の国内供給の増加にはつながらない輸出の促進に関する調査を行っていたなど

の事態、「間伐等」において、搬出間伐の施業地とは無関係な点在地で切捨間伐を実

施したり、搬出した間伐材を輸出したりしていた事態及び「森林境界の明確化」にお

いて事業の実施後相当期間が経過しているにもかかわらず間伐等を実施していない事

態が見受けられた。

(3) 原木安定供給プランの作成等の状況

24年度の復興対策基金事業の実施については、24年度から26年度までの期間を対象

として作成することとされている原木安定供給プランの提出期限が24年12月末とされ

ていたり、また、個別の事情により遅れたものも見受けられたが、実際の道県におけ

る承認の半数が25年2月以降となっていたりしていて、原木の安定的な供給体制を構築

することで被災地の復興に貢献するという同プランの趣旨が十分に生かされていなか

ったと認められる。

また、供給部会が原木安定供給プランに基づくものとしている取引協定は、24、25

両年度で計638件、協定量2,843,043㎥となっているが、このうち、同プランの提出後

に新たに締結され、同プランに基づくと判断できる協定は計121件、554,781㎥(協定

量全体に占める割合19.5%)にすぎなかった。さらに、このうち被災地以外における

取引協定は計94件、253,071㎥となっているが、県外の木材加工事業体等との取引協定

は計5件、33,600㎥(被災地以外の協定全体に占める割合13.3%)にすぎず、また、被 ①

地域協 議会の 運営等

② 間伐等 ③林内路網

整備 ④

森林境界

の明確化 ⑤

高性能林 業機械等 の導入

⑥ 木材加工 流通施設 等整備

⑦ 木質バイ オマス利 用施設等 整備

⑧流通経費

支援

指導等

事業 事業種目計

千円 千円

33,289,576 85,248 33,289,576 0.3% 100.0% (411,150) 59.6% 12,727,529 38.2% 636,838 3,551,653 743,754 19,839,960

事業種目計 に占める割 合

1.9%

4,676,394 11,541,072 449,048 3,173,445 8,432,121 22道県計

[973,563]

(16,973)(2,274,152) (10,447) (437) (195) (446)

   事業    種目  

 道県

千円

(m3) 千円 (ha)

千円

(m) 千円

(ha) 千円

(台) 千円

(施設) 千円

(8)

災地の木材加工事業体等との間の取引協定は全く締結されていなかった。

(4) 木材の流通状況に係る調査結果

会計検査院は、間接的供給の実態を把握して復興対策基金事業の効果の検証に資す

るため、会計実地検査を行った22道県を対象に、原木の主な流通方法である直接的取

引と市売りによる流通状況について調査及び分析した。

その結果をまとめると、表4のとおりであり、22道県のうち被災地以外の15道県(北

海道、山梨、三重、奈良、和歌山、岡山、広島、山口、愛媛、高知、福岡、長崎、大

分、宮崎、沖縄各県)から被災地への出荷は極めて少ない状況となっていた。

表4 被災地以外の15道県から被災地への木材の流れ(平成24、25両年度)

また、22道県のうち、被災地である岩手、宮城、福島、茨城、栃木、新潟、長野各

県(以下、これらを合わせて「被災7県」という。)における被災地以外からの木材の

入荷量と被災地以外への出荷量を比較すると、表5のとおり、東北3県では被災地以外

からの入荷量が被災地以外への出荷量を一部で上回っていたが、被災7県全体では被災

地以外への出荷量が被災地以外からの入荷量を上回っていた。

(単位:m3)

出荷量 出荷総量に占める割合

原木 (15道県) 2,476,261 - - - -

木材 製品

(上記の原木を用いて生産さ

れたもの) 2,482,227 92,567 3.7% 23,438 0.9%

原木 (沖縄県を除く14道県) 6,911,797 3,502 0.1% - -

木材 製品

(山梨、和歌山、山口、沖縄

各県を除く11道県) 1,059,503 14,238 1.3% 93 0.0%

被災地以外における出荷 左のうち被災地への出荷

直接的取引

市売り

取引対象 出荷総量 流通形態 出荷量

うち東北3県への出荷 出荷総量に

(9)

表5 被災7県における木材の入出荷状況

今回の会計検査院の調査及び分析は網羅的なものではないが、調査した範囲におい

ては、被災地以外から被災地への木材の供給は、極めて限定的なものにとどまってい

た。

(5) 復興対策基金事業に係る事業効果の検証状況

復興対策基金事業の事業効果については、復興対策基金事業の事業効果の目標値を

他の森林整備事業と合わせて設定していること、被災地の木材需要を「玉突き」的に

満たすという間接的供給によって事業効果が得られるとしていること、さらに、復興

対策基金事業の8事業種目が従来実施していた基金事業の14事業種目に包含されている

ことなどが、道府県及び事業主体において復興対策基金事業の趣旨や背景を十分踏ま

えずに事業を実施している要因となっていると思料された。また、林野庁は、木材の

生産能力向上の目標値の達成状況を検証する手法等について、被災地における木材の

不足や価格の高騰を招く状況となっていないことから、事業の効果が発揮されつつあ

るとしており、復興対策基金事業等における木材の生産能力向上の目標値(計222万

㎥)については検証することとしていなかった。

(6) 復興対策基金事業の26年度事業の計画の状況

復興対策基金事業の26年度事業実施計画をみると、計画を作成しているのは被災地

及び京都府、秋田、山形、岡山各県(計画額計83億0292万余円)となっており、これ

らの事業実施計画をみると、被災地については、計画額計67億7386万余円で「被災地

(単位:m3)

原木 被災地以外からの入荷量 45,453 原木市場(平成24、25両年度) 被災地以外への出荷量 328,128

木材

製品 被災地以外からの入荷量 16,289 製品市場(平成24、25両年度) 被災地以外への出荷量 66,123

原木 被災地以外からの入荷量 168千 木材需給報告書(平成24年) 被災地以外への出荷量 202千

原木 被災地以外からの入荷量 6,582 原木市場(平成24、25両年度) 被災地以外への出荷量 40,708

木材

製品 被災地以外からの入荷量 6,886 製品市場(平成24、25両年度) 被災地以外への出荷量 3,220

原木 被災地以外からの入荷量 107千 木材需給報告書(平成24年) 被災地以外への出荷量 43千 被災7県(全体)

入荷 出荷

東北3県

(10)

における取組」を実施するとしている。一方、被災地以外では、京都府、秋田、山形

両県の1府2県が「直接被災地に木材を供給する取組」を実施するとしているほか、岡

山県が「平成26年度分の債務負担行為分として地方議会の議決を受けているもの」と

して1事業を実施するとしているのみであり、25年度まで45道府県で実施されていた復

興対策基金事業は、使途厳格化後の26年度には多くの道府県で実施されないこととな

った。

4 所見

東日本大震災からの復興に対する取組は、現在、国、地方公共団体等において全力

を挙げて行われており、林野庁は、今後も、適切な間伐等の森林整備の実施による災

害に強い森林づくり、海岸防災林の復旧・復興や山腹崩壊地等における復旧整備等の

森林整備事業・治山事業等により、東日本大震災からの復旧・復興対策を実施してい

くこととしている。

したがって、林野庁において、今回の会計検査院の検査により明らかになった状況

を踏まえ、今後の事業の実施に当たっては、次のような点に留意し、地方公共団体、

事業主体等と連携しつつ、被災地の復興にとってより効果的なものとなるよう取り組

む必要がある。

ア 復興対策基金事業について

(ア) 被災地における取組及び被災地以外において直接被災地に木材を供給する取組

を引き続き実施するなど、使途厳格化通知の趣旨に沿って適切に事業を実施する

よう府県に対して周知を行うこと

(イ) 今後の復興のための事業の政策目標の設定や評価に資するよう、復興対策基金

事業の効果について可能な限り評価及び検証に努めること

イ 今後の復興のための事業について

(ア) 被災地の現状や復興の進捗状況を常に的確に把握し、被災地の要望に対応した

事業となるようにすること

(イ) 被災地以外において、必要に応じて復興のための事業を実施する場合には、事

業主体が事業の趣旨や背景を十分踏まえて実施できるように留意すること

(ウ) 被災地の復興に直接かつ効果的に貢献することとなる政策目標を設定するとと

(11)

を設定し、事業効果の評価及び検証を的確に実施すること

会計検査院としては、林野庁が実施する被災地の復興のための事業の実施状況等につい

参照

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